法岩院では、10月末~12月まで七五三祈祷を承っております。七五三とはその名の通り、子供の7歳、5歳、3歳の節目に、健やかな成長をお祝いする日本の伝統的な行事です。女の子は3歳と7歳、男の子は3歳、5歳を迎えた年に神社、寺院にお参りするのが一般的な七五三とされています。しかし3回とも全て行うお家もあったりと地域によって慣習がバラバラですので、どうか決まり拘らず、お子さんとの思い出作りを大切に、そしてそのお力添えが出来れば幸いです。

七五三参りの流れ

1⃣予約 当山は完全予約制(~月~日の10:00、11:00・・・)で行っております。ご予約の際は当山HPお問合せフォーム、お電話又は直接御来山にてお願い致します。
2⃣当日 ご予約時間の10分前には当山へお越し下さい。15分ぐらいのお経(祈祷)後、祈祷札、記念品を贈呈致します。
3⃣記念撮影 山内の者がお手伝いさせて頂きます。どうぞカメラをお持ち下さい。

七五三祈祷の様子

申込内容

①ご希望日時(土日は混雑が予想されます。早めのご連絡をお願い致します)
②祈祷札(大:1万円、小:5千円)※こちらがそのまま初穂料となります。
③祈祷札お名前書き入れはお子さんのお名前になります。※性別・年齢もお申し付けください。願い事は身体健全・家内安全となります。
詳しくこちらをご参照ください。

祈祷札(大:1万円、小:5千円)

当日の服装について

七五三の着物は年齢によって違いがあります。女の子の場合、3歳のときは子供に負担がかからないよう晴れ着に帯を結ばず、袖なしの襟がついた「被布(ひふ)」を羽織ります。7歳のときはサイズに合わせて肩上げ、身上げした振袖を着ます。丸帯をしっかり結び、帯締めは大人と同じ組みひもか「丸ぐけ」を身につけます。

男の子の場合、正装は「羽織袴」になりますが、3歳のときはお宮参りの際の「初着(うぶぎ)」をサイズに合わせて肩上げなど仕立て直しをして、転用することが多いようです。5歳のときは背中に家紋を入れた紋付に羽織袴を着るのが正装とされていますが、レンタル衣装の場合など家紋が入っていないことも多く、羽織は必ずしも紋付である必要はないようです。

和装の場合、足元は草履になります。砂利道や石畳も多いため、慣れない子供にとって草履では歩きにくく、疲れてしまいがちですので、移動用に普段履きなれた靴も用意しておくと良いでしょう。また、最近では入園式や入学式と兼用できる洋装を選ぶ方も増えています。神様に失礼にならないように洋装ならばフォーマルな服装を選びましょう。父親、母親の基本的な服装については、父親は落ち着いたダークカラーのスーツが一般的です。子供に合わせて和装にする場合は、黒やグレーを基調とした落ち着いた色合いの羽織と袴が良いでしょう。母親の服装も同様に洋装と和装があります。洋装の場合は、ワンピースやスーツが一般的。和装の場合は、略礼装の訪問着や色無地、付け下げなどが適しています。七五三の主役はあくまで子供ですので、あまり気にし過ぎずに子供に華を添えるような服装を心がけましょう。