11月1日~30日頒布予定の限定御朱印です。
曹洞宗両本山では11月(5月)に制中五則という5日間の特別な修行期間に入ります。期間中様々な法要がお勤めされますが、その中でも最終日に行われる首座法戦式では首座和尚(修行僧のリーダー)とその他とで禅問答が交わされます。禅問答の内容は『従容録』という宏智禅師著書の中からテーマが決められます。今回の『地蔵種田』もこのテーマのひとつです。曹洞宗の僧侶はお寺の住職になるまでに必ずこの首座法戦式を経験します。副住職は当時大学生の際に市川市安國山總寧寺にてこの式を行い、その時のテーマもこの『地蔵種田』でした。中国の地蔵和尚と脩山主との禅問答ですが、理念にとらわれ日常の修行を忘れては真実の在り方を得られないという内容になっています。
11月御朱印は当時も紅葉が綺麗な頃に行われた自分の式を思い出しながら、書かさせて頂きます。また今回取り上げる御詠歌の曲は誓願御和讃です。
四弘誓願文を唄った内容ですが、私が僧侶として1歩1歩進んでいく中で常にこの誓願文を信念としてお勤めすることを意味し、ご紹介させて頂きます。
※ご詠歌歌詞入り見開き変更は+200です!
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2020年10月27日